yogaジャーナル日本版vol.24で特集されていた、「心の疲れをとる!禅入門」の中から、毎日気軽に実践できる20のプチ禅メソッドを数回に分けて紹介していきます。

今回は、
5.「本当に必要なモノ」だけを持つ
です。

 部屋の掃除をするときは、動かせる家具などはできるだけ別な場所に移動させてみよう。家具の下にたまりがちなホコリをきれいにするためだけでなく、普段は見過ごしている部屋のなかを見直すきっかけになるからだ。部屋の風景と化しているモノたちのなかには、実はもう、不要になったモノもあるはず。部屋を元に戻していく最中で、居心地の悪そうなモノがあれば思いきって手放してしまおう。感謝と「ごめんね」の気持ちをもって捨てること。まだ使えるモノは、友達に譲るのもいいかもしれない。
大切に使えば、モノは持ち主を力づけてくれる。新しくモノを迎えるときは、愛着をもって長く使えるモノ選びを心がけて。


僕は昨年あたりから、身の回りのモノたちを処分し始めました。そうすると、部屋がスッキリしただけでなく、精神的にもスッキリしました。部屋の中には自分のお気に入りのものしかない、という状態はとても気持ちがいいものです。

20世紀、世の中は大量生産大量消費の時代でした。どんどん作りどんどん買う。それが経済を発展させると考えられていました。しかし現在は消費者の嗜好が多様化したことと、資源や環境の問題などによりその考え方が見直されています。

モノをたくさん所有している=リッチな人=幸せな人

という考え方は何だかもうかっこ悪いいなぁと感じています。

シンプルにミニマムに、必要だと感じたものだけを所有する。そして厳選して所有しているモノは大事に使う。そんな生き方をしていきたいものです。

yogaジャーナル日本版vol.24で特集されていた、「心の疲れをとる!禅入門」の中から、毎日気軽に実践できる20のプチ禅メソッドを数回に分けて紹介していきます。

今回は、
4.究極のエコ 「桶一杯分洗顔」を習慣に
です。

 一滴の水もムダにしないのが禅。禅寺では、洗顔、歯磨きは桶一杯の水だけで行うしきたりだ。自然の恵みである水を分けてもらい、大切に使ってまた自然に還す。その営みの中に感謝の気持ちを育んでいくのだ。流しっぱなしや飛び散らせるのは禁物!

 禅では、朝イチの洗顔や歯磨きは人に会う前にする最低限の礼儀として考えられている。汚れを落とすためと思わず、心のなかまでさっぱり洗い上げる気持ちで水に触れてみよう。毎朝繰り返す習慣だからこそ、意識を変えれば効果も絶大。洗顔は、おでこ、眉毛、目、鼻、頬と上から順に行い、最後は耳の後ろからあごへと洗う。心の垢を流すつもりで、丁寧に行うのがポイントだ。


禅というのは、行動ひとつひとつをシンプルに、大切に行うものなんですね。やることをできるだけ最小限に絞る、そして絞ったものについては徹底的に丁寧に行う。洗顔ひとつとってもそこには禅の思想があらわれています。

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今回は、
3.モノは「あるべき場所」に戻す!これで心も平穏に
です。

使ったモノは出しっぱなし、クローゼットの扉は開けっぱなし・・・・・・。
忙しさにかまけていると部屋はどんどん乱れていく。心の状態は部屋に反映し、周囲の環境の乱れは身心に影響する。悪循環に陥らないコツは「モノをいつも定位置に置く」というシンプルな習慣を身につけておくこと。つまり、スッキリ整った部屋は心を平穏に保つ近道なのだ。
禅の修行道場では、1mm単位でモノの置き場所が決まっている。教本はキッチリ机の端と並行に、本の背はピシッと揃える。決まった場所にモノを置くクセが身につけば、それぞれのモノにふさわしい置き場所、置き方が感覚的につかめるようにもなってくる。そのうち、モノがごちゃごちゃしていると落ち着かなくなるはずだ。そうなればもうしめたもの。自然とスッキリ、部屋が整理された状態を保てるようになる。

僕が結婚する前に一人暮らしをしていた頃は、今から考えるとひどく汚い部屋に住んでいました。万年床で掃除もろくにせず、部屋にはモノがごちゃごちゃ散らかっていました。それでも当時は、「ちょっと片付いてない部屋だな」くらいにしか思っていませんでした。汚い部屋に慣れてしまって、感覚がマヒしていたんですね。

結婚した嫁さんが異常なほど綺麗好きで、僕の汚い部屋を見るたびに「よくこんな汚い、センスのない部屋に住めるわね」とでも言わんばかりの侮蔑の表情をしていました(笑)。それと当時流行っていた片付け本の影響もあり、僕は一念発起していらないモノを一気に処分しました。

タンスの肥やしになっていた服、ここ数年使っていなかったスノボ、読んであんまり面白くなかった本、その他よく分からないガラクタ。。。

一度弾みがつくと、どんどんいらないモノを処分したくなり、まさに「ごちゃごちゃしていると落ち着かない」状態になっていました。今ではだいぶ部屋がスッキリしました。モノが少なくなると、掃除もしやすくなります。そして部屋が片付いてはじめて、これまでいらないモノたちに囲まれていたことで、無意識にストレスを感じていたんだなと気づきました。エアコン・ノイズと同じ理屈です。

部屋を片付けるという習慣は、躾やマナーといった堅苦しい話としてではなく、気持ちがスッキリするストレス解消法だともいえるのです。

 

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今回は、
2.「朝イチの換気」で、頭スッキリに!
です。

朝は1日で最もフレッシュな時間。夜が明けたばかりの地上には、朝陽が照らす静寂で清らかな空気が満ちている。会社や学校へ行く準備に追われて、朝の空気を味わわずにいるなんてもったいない!いつもより少し早起きして窓を開け、部屋の空気を入れ替えてみよう。清々しい空気で深呼吸すれば、自然と頭もスッキリすること間違いなしだ。
 禅僧の朝は、夜明け前の坐禅からスタートする。それにならって、ときには夜明け前に起きてみるのもおすすめだ。1日の始まりを太陽とともに迎えるのは自然の摂理にもかなうこと。会社や学校など人との約束のためではなく、太陽を出迎えるために起きてみよう。明けている世界を体感していると、心が澄みきってポジティブになれる。さらには、出勤前に坐禅で心を調えれば、雑念なく仕事にも集中できる充実した1日が始められそうだ。


20代までは、早起きなんて神業か何かのように思っていました。歳のせいなのか、自分の想いが強くなったせいなのか、はたまた気候のせいなのか、最近は早起きすることに慣れ始めているところです。

そして分かったこと。朝の空気、雰囲気は確かに格別だということ。早起きが苦手な僕でも、過去に何度か”朝”を体験しています。

小学生のころ、夏休み中なんかはラジオ体操しに早起きさせられて学校に行ったりしたものですが、そのときの記憶がおぼろげに蘇ります。確かに清々しかった、朝のこの雰囲気。

大学生のころ、飲み会やライブなんかで朝までオールして、始発で帰ったりしてたけど、そのときにも朝の独特の雰囲気が好きでした。これから何かが始まろうとしている、準備段階の静けさ。刻一刻と、静寂からまた喧騒へと装いを変えていく感じ。そういう変化が好きでした。

昨今、ビジネス書などではしきりに朝型がいい!ということが言われています。昔の僕のように、朝型に切り替えるなんて到底ムリ!という人は大勢いると思います。別にムリをする必要はないんです。ただ、想像を膨らませてみて欲しいんです。今まで朝の時間を体験したことがあるなら、その朝の時間がどんなだったかを。もう一度、味わってみませんか?朝の時間を。朝の空気を。

yogaジャーナル日本版vol.24で特集されていた、「心の疲れをとる!禅入門」の中から、毎日気軽に実践できる20のプチ禅メソッドを数回に分けて紹介していきます。

今回は、
1.起きたらまずは「坐禅」。心を落ち着かせてから移動開始
です。

「坐禅は堅苦しく厳しい」というイメージを持つ人もいるかもしれないが、実は心と身体をリラックスさせる究極の方法。骨盤をしっかり立てて、クッションや座布団にのせたお尻と両膝の三点で体重を分散させて座るのが基本だ。横から見て肩と耳が、鼻とヘソが一直線になるように姿勢を保ち、深い呼吸(丹田呼吸)をゆっくり繰り返す。身体のどこかが緊張していることに気づいたら力を抜き、心に雑念がよぎったら手放すうちに、身心がクリアになっていくのが感じられるはずだ。
僧堂では一柱(いっちゅう)の間(約40分。線香が燃え尽きる時間)座るが、初心者は5分からでもOK。まずは、一日のなかに心が落ち着く時間をつくることからはじめてみよう。

僕は坐禅(瞑想)を始めて2ヶ月くらいになります。坐禅や瞑想の本に書かれてあるような、空(くう)の状態を体験するにはいたっていないですが、それでも毎日数分、坐禅を組むと心が落ち着きます。

最初の数日は、じっとしていることが苦痛に感じられましたが、何日か続けて身体が慣れてくると、逆に坐禅を始めて置物のようにじっと座っていることが心地良く感じられるようになりました。まさにダルマさんですね。(ダルマさんは、禅僧の達磨大師を模したもの)

ただ座ってゆっくり呼吸を繰り返す。これだけでもリラックスできます、ぜひはじめてみましょう。