yogaジャーナル日本版vol.24で特集されていた、「心の疲れをとる!禅入門」の中から、毎日気軽に実践できる20のプチ禅メソッドを数回に分けて紹介していきます。

今回は、
15.禅僧の「開枕」でスイッチオフ!
です。

 禅僧の修行道場の1日の終わりは「開枕」。眠ることも大切な修行のひとつだ。「疲れたから」「やる気がないから」と布団にもぐりこんで寝るのではなく、「枕を開く」という能動的なスタンスで「眠る」という行為をはじめるのがポイントである。
まず、食事は夜7時頃までにいただく。どうしても食事が遅くなる場合は固形物を避ける工夫をしよう。内蔵を休めることで身体の回復度もアップ!翌朝はスッキリ起きられるはずだ。眠る前には、出しっぱなしのモノがないか部屋の中をチェック。モノを定位置に戻して
”眠らせる”ことで、身体が心地よく眠れる環境がつくれる。冷蔵庫など切れないものを覗いて、家電もすべてスイッチをオフするようにしよう。


寝るという行為を、能動的に行うという発想はなかったですね。大抵疲れてたり酔っ払ってたりしてそのまま気がついたら寝てた、というパターンが多いです。

そして自分自身だけでなく、身の回りのものも一日の終りに”眠らせる”という考え方も新鮮でした。使ったら元に戻す、使いっぱなしの状態で放置しない。そうやって身体もモノも一旦スイッチを切ることで、翌朝スッキリした気分で朝を迎えられるんだと思います。

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今回は、
14.パソコン時代の心の発散は、「書くこと」
です。

パソコンで”書くこと”が多い現代生活。指先だけを動かしてキーボードを扣きながら、自由な心を文字におさめることは非常に難しい。文字は筆跡から書いた人を特定でき、その心の状態が見えるほどに表すものだ。ときには、心を解き放って子供のようにのびのびと文字で心を表現してみよう
リラックスして、心に浮かんだ言葉をそのまま書いてみよう。うまいかどうかは気にせず、ひたすら心の動くままに手を動かすと、思いが文字になって表れてくる。ネガティブな言葉が出てくるかもしれない。しかし、映し出されているのは、ほかならぬ自分自身の思い。決して、否定することはせず優しく受け入れるようにしよう。


僕の職業はシステムエンジニアなので、他の職業の人に比べてキーボードで文章を打つことが多いと思います。慣れてくるとキーボードで文章を書いたほうが手書きより断然速いです。それは画数の多い漢字の場合に顕著です。うろ覚えでも読み方さえ分かれば変換候補の中から選べますしね。

それでも、手書きにしかないメリットや魅力があります。例えば、アイディアを練るときや物事の概要を捉えるときなどはキーワードだけでも手書きで書き出して、それを線でつなげたり補足のコメントをつけたりしてイメージを膨らませたりするのは手書きじゃないとできません。パソコンのツールで同じようなことができるものがあるかもしれませんが、直感的ではないでしょう。

他にも、心を込めて書く、という作業はパソコンではムリな作業でしょう。丁寧にキーボードを叩いても、乱雑に叩いても、出来上がる文章には全くもって違いはありません。一方手書きなら、丁寧に書いたのか適当に書いたのかが人目でわかります。

引用にあるように、心に浮かんだ言葉をそのまま書いてみるというのは良い効果がありそうです。GTDというタスク管理の手法があるのですが、そこでも第一ステップとして今心と頭にモヤモヤっと考えていることを全て書き出すという作業を行います。書き出すことで対象が見える化でき、一度出しきってしまえば気持ちもスッキリします。

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今回は、
13.食事の前には必ず「合掌」を
です。

 禅では、食事の前に「ひとつには功の多少を計り、彼の来処を量る」から始まる五観の偈(ごかんのげ)を読む。目の前の食事がいかに多くの人の手を通してここにあるかを思い、自分の命のために捧げられた命があることを思い起こすためだ。食事の前後はきちんと合掌して命に感謝しよう。命の循環を感じながら食べれば、残すこともなくなるはずだ。また、合掌は食事のはじまりと終わりを区切るけじめになる。家族や友人とゆっくり食事を楽しむことも、合掌で食事の終わりを示せば食べ過ぎない習慣が身につく。美しい合掌のコツは、顔の前で指をまっすぐに立てて、手のひらをぴったりと合わせ、軽く肘を張り肩の力を抜くのがコツだ。

当たり前のように毎日ごはんを食べていますが、それはとてもありがたいことです。メシを食っていけるだけの仕事にありつけているのもありがたいことだし、料理を作ってくれる人がいることもありがたい。食材を育ててくれている人がいることもありがたいし、なにより捧げられた命があるということがありがたくそして尊い。

と頭では分かっているものの、なかなか毎日感謝の気持ちを込めて食事をするのは結構大変です。。

だからこそ、食事の前と後に「合掌」することを決まりごととして習慣付けるといいんじゃないかなと思います。形だけでも、ありがとうの気持ちを込めて合掌する。それに、誰かと食事をするときにさりげなく「いただきます」と合掌しながら食べ始める人を見ると、なんだか躾がしっかりしてるなと感じます。

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今回は、
12.本を読むときも「禅僧の姿勢」を心がける
です。

 夢中で本を読んでいると、ついつい姿勢は乱れがち。机やテーブルに肘をついてしまったり、ベッドに寝転んでいることも多いのではないだろうか?だらしない姿勢は腕や肩に負担がかかり、りサックスしているつもりが肩こりの原因をつくることにもなりかねない。読むときは、本を机に寝かさないこと。目線と本が平行になるように、本を斜め45度に立てて手で持ってみよう。肩や首が前傾しにくくなる。体重はあくまで骨盤の上にしなやかにのせるように意識すれば、肘に重心をかけることもなくなる。
 読み方を変えると、同じ本でも言葉の感じ方が違うことに気づく。姿勢や身体のクセは、心のあり方に深く関係している。読み方を変えれば、読書の質も変わってくるはずだ。


楽な姿勢って実は楽じゃないんですよね。少しの間なら楽な姿勢のほうがいいんですけど、長時間となってくると身体のどこか一部に負担が集中して、そこがこってきたり痛み出したりします。

正しい姿勢というのは見た目に美しいというだけでなく、身体全体で負荷を分散するので長い時間同じ姿勢でも比較的疲れにくいんじゃないかなと思います。

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今回は、
11.「愛語」で毎日の生活がイキイキ!
です。

 道元禅師は「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」のなかで、他者を思いやる心のこもった優しい言葉「愛語(あいご)」で話すように説いている。母が子に接するような優しい気持ちで相手を慈しむ心で話すようにしよう。長所はほめ、欠点はあげつらわずに温かな態度で接すれば、敵意を持つこともなければ誤解を生ずることもない。腹を立ててしまう前に、相手の言動や行為に寄り添う気持ちを忘れないようにしよう。自然と人間関係のトラブルからくるストレスも解消していく。愛語は、緊張をほぐして心穏やかなコミュニケーションのきっかけをつくる。いつも誰に対しても、愛語で語りかけるよう意識すれば、周囲との関係もスムーズになり、毎日がイキイキと輝き始めるはず。

僕は人間がひねくれているせいか、優しい言葉をかけられると警戒してしまいます(苦笑)。気を遣わせてしまっているんじゃないか?それとも何か裏があって優しく接しているのでは?(後で込み入った仕事を頼まれるんじゃなかろうか?)あぁ、きっと今日はいいことあった日なんだな(だから別に僕に好意を寄せているわけではないんだな)などと思うわけです。悲観的すぎでしょうかね。。。

この「愛語」についても、上っ面だけを装うのであれば逆効果だと思います。別に本心を偽る必要はないのです。言葉という最後のアウトプット部分だけを無理やりねじ曲げていい人を装っても、自分も辛くなるし相手も「何か本心じゃなさそうだな」と気づいてしまうものです。

大切なのは、言葉だけを変えることではなく、心から相手を思いやる気持ちを持つにはどうすればいいか?ということだと思います。

もし今、悩み事があったり辛い状況にいるならば、それはチャンスです。誰かが優しく接してくれたとき、いつも以上にありがたく感じます。何気ない会話だけでも、心がすっと救われる気がするときもあるものです。その感情を大切にすることです。そうすれば、自然と相手に感謝する心が芽生え、慈しむ心も育つものと思います。