何回かに分けて、『中村天風から教わったやさしい瞑想法』の読書ノートを書いていこうと思います。

「第三章」では、医学的にみて瞑想がどういった効果があるのかという点について紹介しています。

第一章で書かれているように、ヨーガは四千年以上前から行われていますが、医学研究は最近始まったばかりです。精神医学や脳科学などの分野で研究が進められています。主に日本とアメリカでさかんなんだそうです。アメリカというと、1960年代にヒッピームーブメントが生まれ、「ラブ&ピース」を掲げ瞑想にふける若者も少なくなかった国ですから、こういった分野の研究が盛んに進められているのも分かる気がします。

瞑想は心身の健康に効果がある

本書では医学の研究により分かってきた成果を紹介しています。

・瞑想はノイローゼやストレスから人の健康を守る
・瞑想は睡眠よりも深い精神的休息を与える
・成人病にも効果がある
・自然治癒力を高める
・統計の結果、瞑想する人はそうでない人より12年寿命が長い

瞑想に関する研究は、例えば脳波を測定してその結果を分析しながら行います。脳波の測定は1924年にドイツのハンス・ベルガーが記録したのが初めてといいます。まだ100年も経っていないんですね。その測定技術が近年になって発達してきたからこそ、瞑想の研究が可能になったんだと思われます。これからも測定技術が発達して研究が進められれば、瞑想は宗教のためだけでなく、また怪しいオカルトの儀式でもなく、心身の健康を維持するために有効だという認識がごく当たり前のようになるかもしれません。

瞑想の医学研究レポートから

その他にも次のような研究レポートがあげられています。

・瞑想は脳の扁桃状部における誤った判断を矯正し、プラス思考を実現する。また集中力や計画性を高める。
 〜アメリカのウィスコンシン大学の研究グループ〜

・瞑想は、恐怖の記憶の中枢である扁桃状部をコントロールし、幸福感をつくりだす。
 〜アメリカのカリフォルニア大学のポール・エクマン医師〜

・人がなにかに集中したときに活発化する前頭葉の活動が、瞑想中にも確認された。
 〜アメリカのペンシルヴァニア大学のアンドリュー・ニューバーグ博士〜

・瞑想によって、人は、現下の自己の感情や想念を冷静に観察し、自己のマイナス感情をぬぐうために、その感情をうまく言語化することができるようになる。瞑想によって瞑想者の前頭葉が活発化していることが観察された。これは瞑想が健康に良いことを示している。
 〜アメリカのカリフォルニア大学で博士号を取得したデイヴィッド・クレスウェルの研究〜

・瞑想と脳の構造を関連づける研究は、まだ揺籃期にあるが、瞑想が心理的、生理的健康を増進することが、私たちの研究によって明らかになった。
 〜アメリカのUCLA医学部のアイリーン・ルーダス博士ほか、A.W.トーガ、N.レオポール、C.ゲイザーの共著による論文〜

今回は「第三章」についてまとめました。

瞑想には精神的にも肉体的にも効果があることがだんだんと実証されているようです。特に驚きだったのが、瞑想は睡眠よりも深い休息を得られるということです。ストレスの高い日々が続くと、たくさん寝てもスッキリしない時があります。もしかしたら睡眠では取りきれない疲れが、瞑想では取れるかもしれませんね。

次回は「第四章」についてまとめます。

このブログは「習慣が幸せのカギを握っている」というコンセプトのもと、ハッピーな人生を送るためにはよりよい習慣を身につけるのが大切なんだということを自分にもみんなにも伝えたいと思って書いております。

そんな思いのなか、先月から習慣化させたいことをリストアップして実施結果を記録するようにしたので結果を晒します。

myHappit201206

燦々たる結果ですね。。。習慣をテーマの一つにしているブログの管理人とは思えないほどの怠けっぷりw

敗因は、欲張りすぎたということに尽きます。やれもしないのにあれもこれもやろうとして、結果全てが中途半端になっているような状況でした。

今月はもっと対象を絞って、まずはやると決意したものについてはやりきることを目標にチャレンジしていきたいと思っています。

何回かに分けて、『中村天風から教わったやさしい瞑想法』の読書ノートを書いていこうと思います。

「第二章」では、なぜ瞑想をするのか、そして瞑想をするとどんなことが起きるのかについて説明しています。

結論からいうと、瞑想は人生のほとんどあらゆる面に効果があると著者は述べています。では具体的にどんな効果があるのでしょうか。

瞑想の目的・効用には二種類ある

本書では、瞑想の目的・効用を大きく二つに分けて説明しています。

①実利的、実際的なもの
②求道的、哲学的、宗教的なもの

これまで、瞑想というのは②の分野で追求されてきました。そのため僕を含め「瞑想=宗教的な修行や儀式」みたいな先入観を持っている人が多いのではないかと思います。

しかし近年、①の実利的なもの、実際的なものの効用について注目が集まっています。それはつまり「瞑想というのは、日常の健康維持に役立ったり、仕事をうまくこなすのに役立ったりするのではないか」という考え方が広まってきたのだそうです。

瞑想は健康によい

医学の進歩とともに、瞑想は健康によいことがわかってきました。うつやノイローゼになっていなくても、日々のストレスに対して耐性がついたり、日常の悩みや心配事も軽減されるという見方が出てきています。

その他にも、気持ちをプラス思考にもっていきやすくなったり、集中力をたかめるのにも効果的なんだそうです。そしてもう一点、意外だったのが精力を増大し性欲を高める働きもあるらしいです。

ではなぜ瞑想をすると、こういった効用が生まれるのか?と疑問に思いますが、それは瞑想をするとほんとうの自分を実感できるようになるためなんだそうです。この「ほんとうの自分」というのはおそらく、人の目を気にするでもなく、見栄を張るでもなく、何かに怯えたり不安になるでもなく、純粋無垢な自分自身といったイメージなんだと思います。

今回は「第二章」についてまとめました。

瞑想の実利的、実際的な効用が、今まさに僕が欲していることであり、瞑想を始めてみたきっかけでもあります。求道的、宗教的なものを求めている人たちの中には、実利的な効用ばかり期待している人たちのことを快く思っていない人もいるようです。でもそんなことは気にせず、心身の健康によいとあればぜひ体験してみたいと僕は思うのです。

次回は「第三章」についてまとめます。